先日に引き続き、カイメーです。
先日、「中学受験が人気らしい」という記事を書きました。
中学受験がなんとなく人気なのは分かりましたが…
「中学受験」を選ぶだけの理由にはいまいち足りない気がします。
例えば
「メリット」
「デメリット」
みたいなもの。
分かりやすく言い換えるなら「不安」や「悩み」がある。
これが解消されない限りは、メリットがあっても「中学受験!」を選ぼうとは思わない。
これは、様々なご意見を伺いたいところですが、
ちょっと考えてみました。
【不安や悩み】
1.お金
中学受験ってほとんどの方が「塾」に行かせますよね。
少なくないお金を掛けて、本当に合格できるのか?
2.親の負担増
「お母さんやお父さんの頑張りが合格に繋がります」
という言葉が常套句で、家庭学習の時間を作らなきゃならない。
親が子供の勉強を見るのは大変な負担です。
3.成績
成績が出なければ子供に投資している意味がないと感じる人も。
旦那さんの給料や、自分の貯金を使ってるから家族関係悪化の種にもなるし…。
4.時間
子供の習い事に割ける時間がなくなってしまう…
塾は夜遅くに送り迎えをしなきゃならないし…
などでしょうか?
じゃあ「中学受験のメリット」ってなんだろう、な。
1.頭が良くなる
受かっても、受からなくても、これはあると思います。
受験のための勉強で「勉強の仕方」や「勉強の習慣」を経験値として得られます。
なにより、小学校の先生=教えるのがうまい という時代ではなくなったという点。
2.子供の成長へ繋がる
受験勉強って、楽しくやれたらベストですよね。
でも実際は、大人ですら「こんなの嫌だ」と、思うような時間です。
そこを乗り越えられる子供は、同世代よりも確実に成長しますね。
それが良いか悪いかはさておきとして。
3.合格したら、より高みへ
この場合の高みとは、「進学」や「就職」のことです。
親にとっては、これこそが「子供のため」と言える理由かと思います。
4.中高一貫校に合格すれば、受験が1回で済む。
個人的にはこれが一番のメリットだと感じています。
私自身、中学受験→高校受験→大学受験→大学院受験と経験を致しました。
もし、中高一貫か、大学附属に合格していれば受験回数が2回も減り、
その時間を課外活動や、自学自習にガッツリと使えたのに、と。
忘れちゃいけない「中学受験のデメリット」とは。
1.勉強に時間を取られる
小学生時代は子供の人格形成にとって大事な時期です。
友達と遊ぶ時間や、外で体を動かす時間を削って、勉強の時間を作るわけです。
2.中学受験は塾の月謝が高い
5年生(90分×4教科)を例に上げると…
SAPIX:52,800円/月
TOMAS:42,500円/月
グノーブル:47,300円/月
一橋セイシン会:65,340円/月
個別指導ドクター:264,000円/月
栄光ゼミナール:54,000円/月
京進:39,000円/月
早慶維新塾:228,800円/月
四谷大塚:45,100円/月
早稲田アカデミー:44,440円/月
日能研:26,334円/月(70分×6コマ)+学力テストや模試が入ります。
ピンからキリまでありますが、平均すると月5~7万掛かるみたいです。
一見すると安く見えても「塾内模試」や「夏期講習」など、追加でお金が必要です。
3.合格できるという保証はない
これだけのお金を掛けても、合格率が100%となるわけではない。
そう考えると、リスクの高い賭けのように感じる人も居ます。
他の方のブログを見ていると、「受験後離婚」をしたとか、
「塾での成績が上がらず辞めた」という話を目にします。
続きます。